Twitterでちょっと便利な検索コマンド集。
世の中の流れを掴むにはTwitterというサービスがとても便利です。
色々な人間の発言を見ることができるので、ニュースに対する多様な所感や、立場の違う人間の意見なども簡単に手に入れることができます。
トレンドなどを見れば、今社会で話題になっていることを掴めます。
企業からすれば、消費者の生の声が聞ける貴重なサービスでもあるでしょう。
今やTwitterは大海とも言える規模になっています。
そんなTwitterという広い海を泳ぐ時、皆さんはきっと検索機能を使っていることと思います。
今回はその「Twitter検索」に関する便利なコマンドを、具体的な使用例を交えつつご紹介します。
Twitterの検索はそのままワードを入れるだけでももちろん十分に使えるのですが、コマンドなるものを知っているともっと便利に使うことができます。
海でいうなら、目的地に泳がず船で行けるようになるようなものです。
基本
1. AND/OR
ANDは「〜と〜」みたいな意味です。空白で代替可能です。たとえば「鹿目まどか」「可愛い」の二つを両方とも含むツイートを見たい時は 鹿目まどか 可愛い もしくは 鹿目まどか AND 可愛い で検索すると出てきます。
ORは「もしくは〜」みたいな意味です。「鹿目まどか」と「可愛い」のどちらか一方を含むツイートを見たい時は 鹿目まどか OR 可愛い で検索すると出てきます。
時間指定
1. until: 「〜まで」
until: は「〜まで」という意味で、検索時にこれを使うと、意味どおり指定した日までのツイートを表示してくれます。「〇〇は今こんな感じだけど、昔はどうだったのか知りたい!」といった時に有効です。
たとえば、まどマギが放送前から話題だったのか否かを見たければ、まどマギの放送日が2011年1月7日なので まどマギ until:2011-1-6 と入れれば見ることができます。
2. since: 「〜から」
since: は、私はあまり使い所が思い浮かびませんでした。これは until:とは逆で「〜から」という意味になります。指定した日より後のツイートを表示してくれるものです。
場所指定
near: 「〜の近く」
「〜の近く」のツイートを検索できます。たとえば、自分の近くで投稿された「ランチ」を含むツイートを探したい時は ランチ near:me と入れると検索できます。さらに within:10km というコマンドを加えれば10km圏内のツイートを調べることもできます。
near: には meのほか地名を組み合わせることもできます。
その他の指定
特定の誰かの情報を収集したい
1. from: 「@〜(ユーザ名)のツイート」
誰かからのツイートのみを調べる時に使います。from:@名 (@はあってもなくてもいい)で検索できます。
たとえば私 @TwCLD のツイートを調べたいときは from:TwCLD と入れれば出すことができます。自分のツイートを遡る時などに便利です。
※過去に@名を変えたことがある場合、変えた後の@名では変えた時点までのツイートしか検索されないことがあります。この問題は、過去の@名でアカウントを新たに作ると解決できる場合があります。
2. to: 「@〜へのリプライ」
特定の誰かへのリプライを見たい時に使います。
たとえば「今クロちゃんが嘘ツイートで話題になっているけど、公式アカウントにはどんなリプライが送られているんだろう」と思った時には to:kurochan96wawa と検索すればクロちゃん宛のリプライを見ることができます。
絞り込み
1. min_hoge: 「〜以上hogeされたツイート」
〜回以上hogeされているツイートのみ表示するコマンドです。
たとえば「アイマスって単語を含むツイートで最低100回リツイートされているツイートを見たい」という時には アイマス min_retweets:100 と検索すれば見ることができます。
以下にmin_と組み合わせて検索できるものの例を挙げておきます。
コマンド | 効果 |
---|---|
min_retweets:100 | 100回以上リツイートされたツイートを表示 |
min_faves:100 | 100回以上いいねされたツイートを表示 |
min_replies:10 | 10個以上のリプライが送られたツイートを表示 |
2.filter: 「種類を絞る」
ツイートにフィルタをかけるものです。excludeの逆みたいなものです。
たとえば、 まどマギ filter:news と検索するとまどマギという語句を含み、かつニュースと思われるツイートを調べだしてくれます。
以下に filter: でフィルタできるものの例をいくつか載せて起きます。
コマンド | 効果 |
---|---|
filter:image | 画像を含むツイートを検索 |
filter:video | 動画を含むツイートを検索 |
filter:media | 画像もしくは動画を含むツイートを検索 |
filter:periscope | ペリスコープを含むツイートを検索 |
filter:news | ニュースっぽいツイートを検索 |
filter:replies | リプライを検索 |
filter:links | リンクを含むツイートを検索 |
filter:verified | 公式(チェック付)アカウントのツイートを検索 |
filter:safe | 安全と思われる(不適切な内容を含まない?)ツイートを表示 |
-filter:
filter に - (ハイフン)をつけると逆に上記の内容を排除した検索ができます。「〜を除く」というコマンドになるわけです。
これが意外と重宝します。
たとえば、-filter:links と入れれば、リンクを含むツイートを除外することができます。
大きく話題になったワードは、検索するとスパムか何かのクソみたいなツイートばかり出てくる場合があります。そういうとき、何かのワード に加えて -filter:links と入れればそういった類のツイートを全て非表示にできます。
3. exclude: 「〜を除く」
-filter と効果は同じです。
終わりに
色々なコマンドを紹介してきましたが、Twitterには他にもいくつかコマンドがあるようです。
中には開発者ドキュメントにも書いていないものもあるらしいのでぜひ探してみてください。
以上、ちるだでした。