大阪観光記録
大阪を観光してきた。もっとも、今回の旅行の目的は観光ではなくライブ・コンサートなのだが、そういえば今までマトモに大阪を歩いたことがないな、と思い、1泊して観光の予定を入れてみた。
百里基地より
百里基地、改め茨城空港、改め東京北空港(仮)から関西を目指す。
空路でも、スカイマークなどを利用すれば新幹線より安く行くことができることがある。
今回のフライトは 茨城空港 IBR から 神戸空港 UKB だ。出発から微妙に遠い位置から離陸し、目的地からも微妙に遠い場所に着陸するが、運賃はあまりかからないから良いだろう。
B737もスカイマークも恐らく初めての搭乗。小さくてかわいいねえ(ロリコンボイス)などとはよく言ったが、乗ったことはなかったのだ。
機窓より
ダム左手に国道140線のループ橋が見える。
富士山が見える。なんとなく人が多い側面の座席を指定したが、なるほどこれが目当てだったか。
神戸に近づくにつれ雲が増えてきた。現地の天気は曇りとのアナウンスが入る。
当日は向かい風が大変強く、神戸空港に到着するのが15分程度遅くなった。また、自分の地理感覚を過信していたせいで軽く迷子になり、電車を逃すなどしたが、無事ライブには間に合った。
さて。カプセルホテルで一泊し、翌日いよいよ観光だ。
造幣博物館にきた…が
なんとメンテナンスで休み。残念。
気を取り直して、予定を前倒しに。
万博記念公園へ向かう。
万博記念公園は市街地から少し離れた場所にある。御堂筋線で千里中央へ、そこからはモノレールに乗って向かう。
駅を出ると圧倒的な存在感のある像が出てくる。EXPO'70の象徴とも言える「太陽の塔」だ。
チケットを購入し、入園ゲートを通ると目の前に現れる。でかい。
高さ70m。EXPO'70だからだろうか?
中は万博の名残が無数に見えるものの、普通の公園だった。家族連れがピクニックに来ていたり、老夫婦が散歩していたりと、特に万博がどうだという感じの雰囲気はない。たまたま太陽の塔がそこにあった…みたいな雰囲気だ。
とはいえ、やはり万博があった証左は多く残っている。
このEXPO70パビリオンは、開催時は鉄鋼館として出展していた施設だったものを、博物館として改装したものである。中では万博の歩みなどを当時の資料とともに知ることができる。
今回は行っていないが、他にも当時作られた日本庭園などが存在する点は、万博公園が普通の公園とは一線を画すポイントである。
太陽の塔の裏側。黒い太陽は「過去」を意味する。
また、敷地内には梅が植っている。
まだ満開ではないが、蕾が膨らむ様子もいい。
太陽の塔とともに。
たこ焼き
メニューをよく見ずに注文したため、青のりがないやつを頼んでしまった。しかし美味しい。カリカリの外身にトロトロの中身が包まれている、理想的なたこ焼きである。しかし、トロトロの中身は恐ろしいほどの熱を持っているから、注意が必要だ。
(一口目のたこ焼きで痛めた舌が、四日経った執筆時でもなお痛むのである)
通天閣と新世界
先にあべのハルカスをチラ見してしまったせいで、高さはあまり感じられなかったが、「大阪きたなあ」という強い実感を得られた。
新世界。多くの店がひしめき合っている。
あべのハルカス
でかい。さすが日本一高いビルというだけある。
周りに高いビルが少ないのもあり、その存在感は圧倒的。
夕暮れ〜夜を狙ってここにきた。
16F 庭園
あべのハルカスの最上階に行くにはチケットを購入する必要がある。しかし、16階までは無料で入ることが可能だ。
北方面を望むことができる。梅田・新大阪の方を見ていることになる。
これでも十分高い感じがするが、課金すればこの3倍以上の高さから景色を見ることができる。来たからには、行くしかない。
58-60F ハルカス300
チケットを買い、エレベータに乗り込む。階数表示は航空機の高度計のようなデザインをしている。
また、上を見上げると、天井はガラスになっており、昇降路の電飾で滑走路を走るような演出が見られる。
降りるとそこは地上300mの世界。
たっか
こちらは先ほどとは違って東側。比較しにくい。申し訳ない。
山を越えれば奈良である。あらゆる建物が小さく見える。
手前にある一際高いビルも、300mから見下ろすと小さい。ちなみにあの建物は「シティタワーグラン天王寺」という超高層マンションで、高さは160mほどある。160mというと、有名どころでいうなら東京都港区にある「世界貿易センタービル」と同じくらいの高さだ。
世界貿易センタービル | エリア | 浜松町グリーンサウンドフェスタ 浜祭 2018 | 文化放送
沈む太陽と大阪湾を望む。
天気も絶好。とてもいい景色を見ることができた。
中央の赤く光る塔は通天閣。高さは103m。今いる展望台の1/3ほどの高さだ。
車もミニカーよりずっと小さく見える。
日が沈み、夜を迎える。
見事な夜景だった。展望台内は暗くされているため、ガラスの反射に悩むことはない。(とはいえ、さすがに多少は明かりがあるから、カメラには写り込んでしまうが)
かなりいい眺望だった。
道頓堀
日が暮れてからは道頓堀へ。道頓堀グリコサインを見るためだけにやってきた。本当は夕食もここで済ませる予定だったが、たまたま会う人ができたのでとりあえず保留とした。
梅田とモダン焼き
梅田で人と会った後、近場でモダン焼きを食べてバスターミナルへ急いだ。モダン焼きというものを初めて食べたが、これが大変美味しかった。
この夕食、店に入ったのが夜行バス発車1時間前だったからだいぶ緊張感があった。
まとめ
宿泊を伴う一人旅というものをまともに行ったのは、実は今回が初めてだったが、旅程を勝手に組める分自分の好きなことばかりできて楽しかった。青春18きっぷの期間になったら、またいろいろな場所に訪れてみたい。
それでは!