奥多摩周遊道路を自転車で
本日は天気も良かったのでサイクリングに行ってまいりました。
↓Lake Okutamako
当初はそのまま引き返す予定だったのですが、友人が「同じルートはつまらなくね?檜原方面から帰ろうぜ」と提案したため、そうすることにいたしました。
まあどうせ都心方面に向かうのだから下りばかりだろうと思った私が愚かでした。
ん?1379m?
ggってみたところどうやら都内一標高の高い道路みたいですね。
私は全く体力に自信がありません。しかし、私はとことん愚かです。
行ってみようぜ。
私の口からはそんな言葉がこぼれでていました。
最初のあたりは結構なだらかで、そこまできつくはありませんでした。多少登り坂はありましたが、それでも難なく越えることはできました。
問題はその先です。
ふるさと村?の信号を越えたあたりからですかね。登り坂が一気にきつくなりました。
ずんずんずん。
だんだんと周りの山々が低くなっていきます。
途中いくつか工事している場所もありました。
ひたすら登り続け・・・・・
こちら、月夜見第一駐車場。ここは標高最高地点ではないのですが、景色は一番見えやすいポイントです。ここから先は道路横に木があるので景色は見にくいです。
気温は3℃。冬なので結構寒いです。しかし、ひたすら坂を登り続けてきたので体は十分に温まっていました。
さらに登ります。
10km。
山の間から都心を望むことができます。写真を撮ろうと試みましたが木に邪魔されました。
檜原村に入るポイントあたりはもうほとんど山の尾根です。てっぺんです。
やりました。なんとか登りきれました。
風張峠駐車場には雪がありました。結構新しめのロードの走った跡があったので、多分私たちの来る前にも誰か来たのでしょう。私たちも雪に跡をつけておきました。
気温は-1℃。氷点下ですね。鼻水が凍ります。
さあ、実はこの季節もっとも厳しいのはこの先なのです。夏は登りは半端ないほど辛いでしょうが、冬は下りがかなり辛いのです。何が辛いってありえないほど寒いのです。
そりゃそうですよね。標高1100m超から降下するんですもん。寒いに決まってますよ。
ヒートテックの上にサイクルウェア、その上にウルトラライトダウン、さらにその上にパーカーという装備でいきましたがやっぱり寒い。
体も動かしませんしね。
奥多摩周遊道路は18時以降は閉鎖され、出ることもできなくなってしまうのでスピードを緩めることもできません。
前から吹き付ける風は手袋をしていても手を痛めつけました。
やっぱり冬はダメみたいですね。どおりで他のロード乗りを見ないわけだ。
凍傷寸前の手を定期的に温めつつ降りていきました。
まさか下りがこんなに辛いとは思ってもみませんでした。
途中のセブンイレブンであたたかい肉まんを食べたり温かいジュースを飲んだりなんかなんかした後にはもう店外には出られません。
自販機であたたかい飲み物を買い、つかの間の休息をとり、そしてまた暗い下り坂を降ります。街頭が少ないため暗いところはライトなしでは前も見えないほどです。
あと何が辛いかって脚なんですよ。私の履いてるタイツは普通に使う分にはとても優秀なのですがやはり夜の檜原の凍えるような寒さには打ち勝てませんでした。上半身はそこまで寒くなくても脚はガタガタ震え、自転車も一緒にガタガタ震えます。非常に怖いです。まあ、しばらくしたら慣れたのか震えはなくなりましたが(しかし依然寒いまま)
ローソンのトイレでモモを見てみたら淡く紫色になっていました。
プール後の唇みたいな感じですね。
それにも耐えなんとかなんとか無事帰宅いたしました。