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思索の出力ポート

小金井二郎優勝記。

最後に二郎で優勝してから3ヶ月ほど経った。

あの日荻窪でキメたニンニクアブラの味は忘れがたく、私は日に日に「二郎欲」を増幅させていた。

 

 

ラーメン二郎。それは戦場。それは物語。

 

 

今回行ったのは武蔵小金井駅から徒歩20分ほどのところにある「ラーメン二郎 新小金井街道店」だ。

前回行った荻窪店は特に麺が多いとされている店だが、ここは二郎の中でも特にヤサイが多い店と言われている。

駅から1.5kmほど歩かされるため、空腹増長作用があったりなかったりする。

 

店に接近すると、風向きにもよるがまず鼻で二郎を感じる事ができる。店外に暴力的な匂いが漂う。

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黄色いビニールに黒色の文字で店名が書かれた看板は「ここはいけない場所だ」と言わんばかりの危険色。蜂を連想させる。

我々は構わず店内に足を踏み入れた。

 

カウンターにズラッとジロリアンが並び、各々ラーメンを啜るか、静かに待っていた。

養豚場と揶揄されることが度々あるが、意外にも二郎で食事をする者はあまり太っていない。

 

私はいつものように小ラーメンの食券を購入し、待機椅子に座る。

タイミングが良かったのか、行列はなかった。

人数を聞かれたので「3人です。」と答え、そのまま待つ。

 

しばらくすると店員に「食券もらいます」と言われた。

 

食券を渡すこのタイミングでまず基本的なオーダーを済ませる。

もちろん小ラーメンであることは変わらないのだが、例えば「麺固め」だとか「アブラ少なめ」だとかいう注文はここで言っておく。

私は「麺少なめで。」と言っておいた。

 

そのあとはひたすら席が開くのを待つのみ。

スムースな客さばきをするために、一部順番が前後すること(例えば、3人客より先に1人客を案内するなど)があるが、仕方のないことだ。

早く食べたければ1人で行くべし!である。

 

さて、しばらくして我々の順番が回って来た。

セルフサーヴィスの水をとり、そのあとカウンター上にある台拭きでテーブルを軽く拭く。

その後しばらくやることはない。

ただひたすらに、ラーメンの完成を待つ。

 

15分ほど経ったのち、店員からあの一言が放たれた。

 

「ニンニク入れますか。」

 

すかさずコールする。

店舗にもよるが、ニンニク入れますか?の時には以下をマシにすることができる。

・ヤサイ(上のもやしとキャベツ)

・アブラ(背脂)

・カラメ(醤油ベースのタレ)

・ニンニク

このうち、ニンニク以外は特にコールせずとも適量盛られてくる。

また、ヤサイはこの段階で減らすことができるが、アブラとカラメはできないので要注意だ。アブラとカラメをデフォルトより少なめにしたいときは、食券を渡すタイミングで言っておこう。

 

一人はそのまま、一人はカラメ、そして私はヤサイ少なめニンニクとコールした。

およそ3ヶ月ぶりである上、受験期で運動しておらず食が細くなっていたため、私はやや控えめにコールした。

そして間も無くラーメンが配達される。

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超厚切りチャーシューに山盛りのヤサイ。

これでもかなり少なめでオーダーしたものなのである。小ラーメンとは思えない質量。二郎は早めにメニューを改名したほうがいい。小ラーメン麺少なめヤサイ少なめにしてもなお、普通のラーメン屋の大盛りに勝っている。

 

ちなみに、ヤサイと麺を減らさなかった場合このような量になる。

↑小ラーメン麺固め

 

https://twitter.com/V_ZYGJ/status/968790180814503936

↑小ラーメンアブラ少なめカラメ(間違えてニンニクをぶち込まれている。盛っていたのが新人さんだから仕方ないね。)

 

二郎はスポーツである。天地返し(ヤサイと麺の上下関係を崩壊させること)をする際、骨を折らないように十分に柔軟しておくことが大切だ。

 

ラーメンが届いたら、そのあとはスピード勝負。あまりグダグダしていると麺が汁を吸ってどんどん肥大化してしまう。まさにスポーツである。

私はヤサイ→麺と順番に攻めるのではなく、両方バランスよく食べていく派の人間だ。最初は上から順に食べていたのだが、同じ味が続くと飽きてしまうから、今のやり方に変更した。

小麦の香りのする極太麺とシャキシャキのヤサイを交互に休まず口に運び続ける。

そのサイクルに時折チャーシューを挟む。

 

二郎のチャーシューは逸品である。他のラーメン点ではありえない厚さの肉。しかし全く硬くはなく、口の中でほろほろと溶けてゆく。

ブタの旨味が口の中に広がって、う〜んOC。

 

そして私は割とサクッとラーメンを完食してしまった。普段は薄めのものしか食べていないから、途中二郎の濃い味に圧倒されることもあったが、量的には特に問題がなかった。別に少なめにしなくてもよかったかもしれない。

 

友人2人もきちんと完食していた。

しかし、1人は3分の2まで食い進めたところで箸が減速していた。彼も久しぶりだったから、あまり胃の受け入れ態勢が整っていなかったのかもしれない。

もう1人は軽くペロッと食い終わっていた。

 

丼をカウンターに置き、台拭きで再びテーブルを拭いてから、足早に店を出た。

外の空気はうまい。が!あまり呼吸をするとニンニクテロとなってしまうから、すぐにマスクを装着する。ニンニクブレスが行き場を失って自分の鼻を攻撃しにきたが、ブレスケアを持っていないからこうするしかないのである。

 

 

久々の二郎。やはりうまかった。

ただ、今度からはスープを薄めにしてもらおうと思った。

減塩生活を送る者にとっては、二郎の濃い味は結構キツいのである。

 

それでは今日はこの辺で。

また今度!

 

 

P.S.

二郎のニンニクは丸一日経った今でも未だ口の中にとどまり続けている。

うまいもの故、その代償は大きい。

ニンニクをキメるなら、次の日が休日である日がいいだろう。